例えば、ある金融商品に投資して3年間で投資元本と収益の合計額が1.15倍になったとします。この場合、リターン(年率)は『単利』方式が5.00%になるのに対して、『複利』方式では4.78%になります。同じ運用結果でも『複利』方式ではリターンが小さい数字になります。
しかし、同じ条件で運用を続けるとすると、『複利』では毎年得られる収益が増加しますので、運用期間が長期になると『単利』と『複利』では資産額の伸びに大きな差が生じてきます。