リスクとの上手な付き合い方
投資信託のリスクと上手に付き合うポイントは「分散投資」と「長期保有」といわれています。
分散投資
資産の分散
値動きの異なるさまざまな資産に分けて、幅広く投資を行えば値動きの影響が分散されるため、保有資産全体のリスク軽減が期待できます。
- 上図は景気サイクルとそれに伴う各資産のリターンの特徴に関わる一般的な考え方をイメージ化したものです。
- 実際の景気動向においては一般的なケースがあてはまらない場合もあり、上図は将来の市場の値動きや投資成果を示唆あるいは保証するものではありません。
時間の分散
決められたタイミングで定期的に一定額ずつ投資することを時間の分散といいます。時間の分散には価格のブレを抑えてリスクを軽減する効果があります。
- 上記はイメージとなります。
長期保有
長期的なスタンスで投資を行うこともリスクを低減するうえで有効な方法です。株式などリスクが高い金融資産は短期的には値上がりしたり値下がりしたり大きな変動を繰り返すものの、長期で見れば短期的な変動が相殺されて、緩和される傾向があります。
例えば、下図は日本株式に投資した場合の長期投資の効果を分析したもので、投資期間別に見た投資収益率の最高リターンと最低リターンを計算しています。1年間投資したケースではリターンのバラツキが大きく、最高リターンと最低リターンの変動幅も大きいものになっています。しかし、10年間の投資期間で見ると、期間平均で見たリターン(年率換算)は変動幅が大幅に縮小し、安定度が増していることがわかります。
- 上記はイメージとなります。
次は商品を選んでみましょう。
リスクとの上手な付き合い方を学んだら、次は実際に購入する商品を検討してみましょう。