移換について

「移換」とは?

確定拠出年金は原則、60歳まで途中の引出し、脱退はできません。しかし、転職・離職の時も個人ごとの年金資産を持ち運ぶことができます(これを「移換」といいます) 。また引き続き掛金を拠出することもできます。

●たとえば

移換かんたん診断

離職・転職の進路によって、加入タイプや手続きの方法などが異なります。「移換かんたん診断」でいくつかの質問に答えて、ご自身がどのタイプにあてはまるかを確認しましょう。

移換かんたん診断

「企業型確定拠出年金」
から移換する際の注意点

企業型確定拠出年金の加入者資格は、退職日の翌日に喪失します。そのため、加入者資格を喪失した日の属する月の翌月から起算して6ヵ月以内に移換手続きを行わない場合は、自動的に国民年金基金連合会へ移換されます。これを自動移換といいます。

自動移換には下記のようなデメリットがあります。移換手続きを確認の上、早めに「個人型確定拠出年金」または新たに就職した企業の「企業型確定拠出年金」へ移換、または脱退一時金の請求手続きをとりましょう。

  • 自動移換中は年金資金に利息がつきません。
  • 自動移換中は運用の指図ができない上に、管理手数料が差し引かれることになります。
  • 自動移換中は老齢給付金を受けるための加入者期間に算入されないため、受給開始の時期が遅くなる可能性があります。
  • 個人型や企業型への移換、脱退一時金の請求申請をする際に手数料が多くかかることがあります。