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資産運用の世界ではリスクを測る指標として、統計学の『標準偏差』(ひょうじゅんへんさ)を一般的に用いています。標準偏差と言うと難しく聞こえるかも知れませんが、要は『収益が上下にどれだけ変動するかを数値化したもの』です。標準偏差の計算方法は、右図で紹介しています。
でも、難しければ『こんなふうに計算するんだ』というぐらいの理解で十分です。具体的な計算方法よりも、標準偏差の見方を覚えて実際の資金運用において役立てることのほうが重要です。 |
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標準偏差は毎年のリターンと平均値とのブレ(偏差)をもとに計算します。 |
年 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
平均 |
リターン R |
10% |
-5% |
20% |
-10% |
5% |
4% |
偏差 R-Rの平均 |
6% |
-9% |
16% |
-14% |
1% |
0% |
(偏差)2 |
0.36% |
0.81% |
2.56% |
1.96% |
0.01% |
1.14% |
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